熊本避難場所のテント村閉鎖

熊本地震から1ヶ月以上が経過した。益城町では、アルピニストの野口健さん(42)が、車内生活を続ける人に向けてテントを送り町所有の陸上競技場にテント村が設置されていた。
ところが町は、雨や熱中症を懸念し、テント村の閉鎖を決めたという。現在テント村には143張りのテントが置かれ、家族によって夜だけ寝るためにテントに入ったり、日中くつろぐためにテントに入るという使い方をしている。
避難所はあるが、まだ余震が続いているため室内に入るのが怖い、子供のことを考えると利用できない、といった意見もある。こういった避難者は車中泊に戻るしか手立てがない。
町は、避難者に対し事前に6カ所の避難所から希望場所の調査を行っている。担当者によると「大雨が降ると水浸しになる上、既にテント内の温度が37度に達した日もあり熱中症が心配だ。利用者の健康を考えると、これ以上続けるわけにはいかない」とのことだった。。
野口さんは「ヒマラヤでも使用するテントで、風雨対策は万全だが暑さは問題。梅雨明けまでは大丈夫だとみていたが、やむを得ないのかもしれない。ただ、テントがなくなると再び車中泊が増えるのではないか」と心配し、変わりの場所を検討している。
一方、熊本県御船町の広場にもテント村があり、50張りのテントに18世帯が避難している。こちらは利用者に自己責任で生活するといった誓約書の提出を求め、自力で生活できない高齢者などの利用は断っているという。こちらは11月まで継続する方針だ。
まだ自宅に戻れる状況ではないのだろう。報道が減ってきたように感じるが、どういった状況なのだろう。